キャンプ場でLINEを活用する方法|予約システムの導入や便利な機能を紹介

キャンプ場でLINEを活用する方法|予約システムの導入や便利な機能を紹介
高橋さん
  • 予約や問い合わせの対応に時間がかかる
  • 一度来てくれたお客様に、また利用してもらいたい

キャンプ場を運営するなかで、このような悩みを感じていませんか。

 

こうした予約対応の負担を減らし、再来場のきっかけをつくる方法のひとつが、LINE公式アカウントの活用です。

 

予約や問い合わせへの対応や来場前の案内に加え、利用後もイベント情報などを届けられます。

 

この記事では、キャンプ場でLINE公式アカウントを活用するメリットや具体的なアイデア、運用上の注意点を解説します。

キャンプ場が抱える課題

キャンプ場の運営では、受付や場内の管理に加え、予約対応や利用者への案内など、さまざまな業務が発生します。

 

具体的には、次のような課題が挙げられます。

 

  • 繁忙期に予約や問い合わせが集中し、スタッフの負担が大きくなる
  • 電話やWebなど予約窓口が分散し、予約状況の確認や管理に手間がかかる
  • 天候や道路状況を速やかに利用者へ伝えにくい
  • ファミリー・ソロ・ペット同伴など、利用者に合わせた案内に手間がかかる
  • 利用後に接点がなくなり、再来場や閑散期の集客につなげにくい

 

たとえば、チェックイン対応や場内の清掃中に電話が入ると、その都度作業を中断しなければなりません。

 

また、悪天候による営業の変更や周辺道路の通行止めを知らせる際も、一人ひとりに電話をかけていては時間がかかります。

 

日々の対応に追われると、利用後のお客様へイベントや翌シーズンの案内を届ける余裕もなくなるでしょう。

 

こうした予約対応や情報発信に役立つのが、LINE公式アカウントの活用です。

キャンプ場にLINE公式アカウントの活用がおすすめな理由

キャンプ場にLINE公式アカウントを導入するメリットは以下の3つです。

 

 

それぞれについて、詳しく解説します。

電話やメールでの予約・問い合わせを減らしやすい

電話・メール対応からLINE受付へ切り替えるキャンプ場のスタッフ

 

LINE公式アカウントで予約や問い合わせを受け付ければ、お客様は電話やメールの代わりに、普段使っているLINEから連絡できます。

 

LINEのチャットなら、届いた内容を確認し、手が空いたタイミングで返信できるのがメリットです。

 

また、やり取りがトーク履歴に残るため、希望日や利用人数などをあとから確認しやすい面もあります。

 

お客様も、営業時間に合わせて電話をかけたり、メールの宛先や件名を入力したりする必要がありません。

 

スタッフの負担を抑えながら、お客様にとっても連絡しやすい窓口を用意できるのが利点です。

天候情報や来場前の案内を届けやすい

キャンプ場では、天候や周辺道路の状況など、来場前に伝えておきたい情報が多くあります。

 

日常的に使われているLINEは、こうした案内を確認してもらうツールとして最適です。

 

弊社の調査では、LINEのメッセージを「ほぼすべて」または「80%程度」確認すると回答した割合は84.4%でした。

 

SNS別のメッセージや投稿の確認割合

 

予約時などに友だち追加を案内しておけば、必要なタイミングで情報を届けられます。

 

たとえば、防寒着や雨具の準備、到着時の受付場所などを伝えておくと、お客様もスムーズに来場できるでしょう。

利用後も接点を持ち、再来場を促せる

LINE公式アカウントを友だち追加してもらえば、利用後も継続して情報を届けられます。

 

キャンプ場での思い出が薄れる前に、次回の案内をすると、再来場のきっかけがつくれるでしょう。

 

弊社の調査では、友だち追加の経験がある1,000人のうち、65.7%が配信をきっかけに予約・来店や商品・サービスの購入・利用に至った経験があると回答しました。

 

配信をきっかけに予約や購入・利用に至った経験の割合

 

キャンプ場でも、夏に来場したお客様へ秋の紅葉の様子を紹介したり、翌シーズンの予約開始を知らせたりする活用が考えられます。

 

季節ごとの情報を届けながら、「また行きたい」と思い出してもらう機会をつくりましょう。

キャンプ場のLINE公式アカウント6つの活用アイデア

キャンプ場のLINE公式アカウントの活用アイデアは、以下の6つです。

 

 

それぞれについて、詳しく解説します。

チャット機能で予約や問い合わせに対応

LINE公式アカウントのチャット機能では、お客様と1対1でやり取りしながら、予約や問い合わせに対応できます。

 

予約を受け付ける際は、友だち追加したお客様に、以下の情報を送ってもらいましょう。

  • 名前・連絡先
  • 希望する宿泊日・泊数
  • 利用人数・希望する区画
  • 車の台数・ペット同伴の有無 など

みどりキャンプ場のLINEチャットによる予約受付案内

 

最初に必要な項目をまとめて伝えておけば、情報を一つずつ聞き直す手間を減らせます。

 

また、

高橋さん
大型テントを張れますか
高橋さん
車を区画内に駐車できますか

といった個別の相談にも対応できます。

 

予約を受け付けるだけでなく、利用前の不安を解消する窓口としても活用しましょう。

リッチメニューから必要な情報へ案内

リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に表示できるメニューです。

 

キャンプ場では、「ホームページ」「よくある質問」などを案内するのがおすすめです。

 

ホームページ・よくある質問・予約を案内するリッチメニュー

 

お客様が必要なときに確認できるため、過去のメッセージやWebサイトから情報を探す手間も減らせます。

 

また、「予約する」ボタンを設けて、既存の予約フォームや予約システムへ誘導することも可能です。

 

ボタンの役割がひと目で分かる名前にすると、初めて利用するお客様も迷わずタップできます。

よくある質問に自動で回答

LINE公式アカウントのリッチメッセージと自動応答メッセージなどを組み合わせると、キャンプ場によく寄せられる質問への回答を自動化できます。

 

たとえば、リッチメニューの「よくある質問」をタップすると、「チェックイン・アウト」「予約・キャンセル」などの項目が表示されるように設定します。

 

続いて「チェックイン・アウト」を選ぶと、チェックイン時間などの質問一覧が表示される流れです。

 

リッチメニューからよくある質問を選ぶ操作例

 

知りたい質問をタップすると、受付時間や場所などの回答が自動で届きます。

 

チェックイン時間への自動回答の操作例

 

この仕組みを活用すれば、お客様は質問を入力する手間がなくなり、スタッフも同じ問い合わせに繰り返し対応する負担を減らせます。

 

選択肢をタップすると次のメッセージが自動で届く仕組みについては、LINE公式アカウントを使った診断コンテンツの作り方が参考になりますので、ぜひご覧ください。

カードタイプメッセージでレンタル用品を紹介

カードタイプメッセージは、写真や説明を載せたカードを、横に並べて送れる機能です。

 

お客様は画面を左右にスライドすると、それぞれのカードを確認できます。

 

キャンプ場では、テントや寝袋、ランタンなどのレンタル用品を紹介する際に便利です。

 

テントや寝袋を紹介するカードタイプメッセージ

 

写真と説明を一緒に見られるため、キャンプ用品に詳しくないお客様も、自分に必要なものを選びやすくなります。

 

料金は「1泊3,000円」のように、何泊・何回の利用でいくらかかるのかまで書いておくと親切です。

ショップカードで利用回数に応じた特典を付与

ショップカードは、LINE上でポイントを貯められるデジタルのポイントカードです。

 

キャンプ場では、来場するたびにポイントを付け、一定数が貯まったお客様に特典をプレゼントする使い方ができます。

 

ポイントを付けるには、受付などで専用のQRコードを用意し、お客様にスマートフォンで読み取ってもらいます。

 

たとえば、「1回の利用で1ポイント、3ポイント貯まると薪を1束プレゼント」といった使い方です。

 

薪1束の特典を用意したキャンプ場のショップカード

 

「あと1回来れば特典がもらえる」と分かれば、次のキャンプでも同じ施設を選ぶきっかけになります。

 

また、紙のポイントカードを持ち歩く必要がなく、お客様はLINEから貯まったポイントや特典を確認できるのもメリットです。

クーポンでレンタル用品、売店の利用を促す

LINE公式アカウントのクーポン機能では、商品の割引やプレゼントなどの特典をLINEで配布できます。

 

キャンプ場では、以下のようなクーポンが考えられます。

  • レンタル用品:レンタル料金を10%OFF
  • 売店:1,000円以上の買い物で100円引き

キャンプ場のレンタル用品10%OFFクーポン

 

実際に、弊社の調査では、届くと嬉しい配信内容として、88.4%が「クーポンやセールなどお得な情報」を挙げています。

 

お得に使えるクーポンを届けることで、「レンタルを活用してみよう」「売店に行ってみよう」と、思ってもらえるかもしれません。

キャンプ場でLINEを活用する際の注意点

キャンプ場でLINEを活用する際は、以下の3点に注意が必要です。

 

 

それぞれについて、詳しく解説します。

予約・問い合わせが増えるとチャット対応の負担が大きくなる

チャット機能で予約や問い合わせを受ける場合、スタッフが一件ずつ確認して返信するため、件数が増えるほど負担も大きくなります。

 

予約を受け付ける際は、希望日や利用人数、希望する区画を確認し、空き状況を調べて案内しなければなりません。

 

必要な情報が一度でそろわなければ、確認のために何度もやり取りすることになります。

 

さらに、日程変更やキャンセルへの対応も加わるため、チェックインや清掃で忙しい時間帯には、返信の遅れや確認漏れが起こるおそれがあります。

 

予約件数が多い場合は、お客様自身で空き状況を確認して申し込めるLINE専用の予約システムの活用も検討してみてください。

利用者の情報や予約履歴を細かく管理しにくい

LINE公式アカウントでも、チャットタグ※を使って、利用者を分類したり、ノートに情報を書き残したりできます。

※ユーザーの特徴をラベリングできる機能

 

ただし、チャット中心で予約を受け付ける場合、利用日や人数、レンタル用品などをスタッフが整理して記録する手間がかかりがちです。

 

また、記録する内容がスタッフによって異なると、担当者が変わった際に、必要な情報が見つからないリスクもあります。

 

まずは記録のルールを決め、誰でも簡単に確認できるようにしておくことが大切です。

 

管理する情報が増えてきたら、顧客情報と予約履歴をまとめて管理できるツールの活用も検討しましょう。

一斉配信だけでは利用者に合った情報を届けにくい

友だち全員に同じ情報を送るだけでは、利用者によっては関心のない案内が増えてしまいます。

 

たとえば、子ども向けイベントの案内はファミリーには有益ですが、ソロキャンプが好きな人には響きにくい内容です。

 

弊社の調査では、48.1%がブロックした理由として「不要な情報が多かった」と回答しています。

 

LINE公式アカウントをブロックした理由の調査

 

関心のない配信が続いてブロックされると、再来場を促す案内も届けられなくなります。

 

全員に必要なお知らせと、特定のお客様に向けたイベントや設備の案内を分け、それぞれに合った情報を届けることが大切です。

キャンプ場の予約から再来場までを効率化するならLステップ

Lステップは、LINE公式アカウントの機能を拡張できるマーケティングツールです。

 

LINE公式アカウントとLステップの関係

 

予約の受け付けを自動化したり、アンケートで集めた利用者の情報に合わせて案内を送り分けたりできます。

 

スタッフが個別に対応する手間を減らしながら、来場前の案内から利用後のフォローまで行えるのが特徴です。

 

ここからは、キャンプ場の運営に役立つLステップの機能を紹介します。

LINE上で予約受け付けができる予約管理機能

Lステップの予約管理機能を使うと、お客様がLINE上で空き状況を確認し、希望する日時を選んで予約できます。

 

予約管理機能には、空いている日時から選べる「カレンダー予約」と、開催日時が決まっている催しに申し込める「イベント予約」の2種類があります。

 

キャンプ場の利用日時を選ぶ予約にはカレンダー予約、焚き火教室やキャンプ体験などの催しにはイベント予約の活用がおすすめです。

 

パソコンとスマートフォンでのカレンダー予約画面

 

予約の変更やキャンセルも、お客様自身で行えるよう設定できるため、スタッフが電話やチャットで一件ずつ対応する手間を減らせます。

 

また、予約日に合わせて案内を自動で送るリマインドも可能です。

 

来場前日に持ち物や受付場所を知らせておけば、お客様は事前に準備でき、スタッフも個別に案内を送る負担を減らせます。

予約後に回答フォームで希望や相談を受け付ける

Lステップの回答フォームは、LINE上でアンケートを行い、回答内容をお客様ごとの情報として保存できます。

 

たとえば、以下のような項目を用意し、詳しく知りたい内容を選んでもらいます。

  • 持ち物や服装
  • テントの設営
  • 焚き火のルール
  • 子ども連れでの注意点
  • ペット同伴のルール

みどりキャンプ場のご来場前アンケート

 

そして、回答内容に合わせて、用意しておいた案内を自動で送信します。

 

「持ち物や服装」を選んだ方には、持ち物リストや気温に合った服装を、「テントの設営」を選んだ方には設営手順をまとめた動画を送る、といった使い方がおすすめです。

 

お客様が知りたいことを事前に確認し、必要な案内を届けることで、来場前の不安を減らせます。

友だちの情報に合わせたリッチメニューを設定

Lステップでは、お客様の情報や利用状況に合わせて、表示するリッチメニューを変更できます。

 

※Lステップのリッチメニューは、スタンダードプラン以上で利用できます。

 

たとえば、来場前と滞在中でメニューを切り替えることも可能です。

 

来場前はアクセスや持ち物の案内、滞在中は場内マップや売店の営業時間など、そのときに必要な情報を確認しやすくできます。

 

実際に、リゾートホテルの事例では、到着前と到着後でリッチメニューを使い分けています。

 

到着前はホテルの景色・アクセス・送迎サービスを案内。チェックイン時にお客様が専用のQRコードを読み取ると、Wi-Fi接続情報や館内クーポン、スマートチェックアウトなどを確認できる館内用のメニューに切り替わる仕組みです。

 

【入館前のリッチメニュー】

 

下田ビューホテルの入館前リッチメニュー

 

【入館後のリッチメニュー】

 

下田ビューホテルの入館後リッチメニュー

 

キャンプ場でも、受付でQRコードを読み取ってもらい、滞在中の案内へ切り替える運用が考えられます。

 

お客様が必要な情報を自分で確認できれば、スタッフへの問い合わせを減らせるはずです。

利用後のアンケートとフォロー配信で翌シーズンの予約につなげる

Lステップでは、利用後のアンケートで集めた感想や希望を、その後の案内に活かせます。

 

まずは、来場のお礼とともに回答フォームでアンケートを送り、以下のような項目を確認しましょう。

  • 設備やスタッフの対応への満足度
  • 滞在中に困ったことや改善してほしい点
  • 次に利用したい季節や興味のある体験イベント

 

集まった意見は、設備やサービスの改善に役立ちます。改善した内容をLINEで伝えれば、お客様の声を大切にしている姿勢も伝わるでしょう。

 

さらに、回答内容に合わせて送る相手を絞れる「セグメント配信」を使えば、お客様の希望に合う予約案内ができます。

 

たとえば、「夏にまた来たい」と回答した方には翌シーズンの夏休み予約の受付開始を、自然体験に興味がある方には関連イベントの開催情報を知らせる、といった使い方が考えられます。

 

利用者の希望や興味に合わせた予約・イベントの配信例

 

案内には予約ページへのリンクも添え、興味を持ったときに申し込めるようにしておきましょう。

 

利用後もお客様の希望に沿った情報を届けることで、次のキャンプを計画する際に思い出してもらいやすくなります。

まとめ

キャンプ場でLINEを活用すれば、よくある質問への回答や来場前の案内にかかる手間を減らせます。

 

利用後もイベント情報やクーポンを届けることで、次のキャンプ先を探すときに思い出してもらいやすくなるでしょう。

 

まずはアクセス情報を載せるなど、できることからLINEを取り入れてみてください。

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監修者

高橋 直也

高橋 直也

ソーシャルデータバンク株式会社
執行役員 顧客統括

元システムエンジニアであり、技術者とマーケッターの間の調整役として重要な役割を果たす。2018年に株式会社Maneqlに入社し、創業メンバーとしてLステップのマーケティングとカスタマーサクセスを支え、年商30億円の達成に貢献。常務取締役員として経営全般を担い、400を超える代理店の運営や新システムの開発を主導。現在、LINE公式アカウントを用いたマーケティングとコンサルティングに注力。豊富な経験と専門知識を活かし、Lステップ事業の新たなマーケティング戦略を強化中。